髪が傷みそうだからカラーはあきらめている…なんて方はいませんか?そんな方にお伝えしたいのが、「MARIEN BETH 居留地店」の満井さんによる徹底した保湿ケアをしながらのカラーリング。ここまでやってくれるんだ!というていねいなお仕事ぶりをレポートします。
体験する人:小川さん(23歳)
ダメージを受けやすい細い髪質の小川さん。保湿ケアにこだわっており「満井さんにお願いするとしっとり感が他のサロンと全然違う!」とのことで、16歳から常連のお客様です。
担当美容師:満井 麻奈美さん
神戸のおしゃれな女子に人気の「MARIEN BETH 居留地店」のスタイリスト。人一倍ていねいな仕事ぶりでお客様の信頼も厚い。特に艶感をアップさせるカラーが得意。
前回の来店時にはお仕事をやめたこともあり、思い切って明るいカラーにした小川さん。「今度はどんなカラーにしようかな…」。これまで、カラーを楽しんできた経験が少ないので、どんな風になりたいか、ご自身にも迷いがあります。満井さんはカラーチャートを当てながら、小川さんに合う色味を考えます。
満井:夏なので、暗くしすぎると重く見えてしまいますね。小川さんは、ファッションもカワイイ系よりもクール系。パンツルックも多いので、暖色よりも寒色系のカラーが似合いそうです。
小川さんの日頃のファッションも熟知している満井さんが選んだのはアッシュ系のグリーン。落ち着いた色味で、小川さんの肌色にも合うことを考えての選択です。ナノスチームで蒸気を当てながら、カットが始まりました。
満井:カットの前にナノスチームを当てて、髪に水分を含ませながら栄養剤を入れていきます。ダメージを防ぐための方法です。これを行うことで、カラーも長持ちするんですよ。うちのサロンでは、カラーのときも、パーマのときも、トリートメントのときもナノスチームを使います。ここまで徹底しているところは少ないかもしれませんね。
どんなカラーを使ったかなど、これまでのお客様の施術情報はiPadで管理。今日これから使うカラーを記入しておきます。これで、次回の来店時もカラー選びがスムーズに。
満井:前回のカラーが残っているので、根元と毛先で色を変えましょう。毛先には髪にやさしいトリートメントカラーを使います。頭皮にダメージがいかないように塗っていきますね。
刷毛の使い方にはとても注意しているという満井さん。頭皮に薬剤が当たらないようにていねいに、ていねいに塗っていきます。スタッフさん曰く「薬剤の量や塗り方など、すごく細かく指導されます」とのこと。塗り方の細やかさには誰にも負けないという自信が見えます。
シャンプーしたら仕上げの前にトリートメント。「このトリートメントは一度やると、もう他のお店に行けません!」と小川さん。ナノスチームを当てながら、トリートメント液を付けていきます。
満井:スチームを当てながらするのがポイントです。トリートメント液がしっかり浸透します。特にダメージしやすい顔まわりはしっかり入れていきます。
トリートメント液をつけ終わったら、今度はマスク。水分をしっかり閉じ込めます。そして、何やら不思議な器具で髪の毛全体を包み込む満井さん。覆ったカバーが風船のようにどんどん膨らんでいきます!
満井:これは、超微粒子のマイクロミストを髪の毛に当てているんですよ。「水分を水分でフタをする」といった感じでしょうか。5分くらいこのままにします。ここまで、二重三重の保湿ケアを徹底すれば髪の仕上がりも段違いです。コームを入れたときの、するーっとした滑らかさは、トリートメントをするのとしないのとでは全然違いますね。
小川さんがやみつきと言うのもナットクの極上トリートメント。ブローして、ふんわりカールをして仕上げを行います。艶感たっぷりの美しいヘアスタイルが完成しました。
施術を終えて…